(7)成田山東光院

 成田山東光院は、真言宗智山派に所属する寺院で、もとは、茨城県鹿島郡大野村にあったが、東光院一世高木修道和尚が、昭和51年に、この地に移して創建したものであり、本堂の造営は新しく、昭和58年8月である。 真言宗智山派とは、真言宗(空海:弘法大師が開祖)の新義の一派で、覚鑁(1095~1143:平安末期)という僧が起こした宗派で戦国時代には根来山(寺)で勢力を得て強力だったが、秀吉に攻められた。 現在は、京都の智積院が総本山である。東光院の本尊は薬師瑠璃光如来で、その脇侍として不動明王が祀られている。 境内には弘法大師像や不動明王の石像が建立されているが、毎月28日には、不動明王の法要が営まれている。

成田山東光院

参考資料:『滑川の歴史と景勝』画像を一部転載

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